ムシウタ09
- 作者: 岩井恭平,るろお
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
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行きの電車に乗る前に買って家に買える頃には読み終わっていた
薄くは無い、むしろ厚い方なのに
通学のともに一日一冊の文庫が必要、なんて不経済なっ
今回のメインは詩歌……のはずなんですがほぼ七那、本当に影が薄い薄幸のヒロインです
始まりの三匹のさらに前にいた始原の虫憑き"α"を競り落とすオークションに参加する話
バトル少な目の知略戦でした
bug4〜5は読んでないので、七那・鬼道ツカサ・かっこうの因縁は分かりませんが
おそらく亜梨子が死んだことだけは判明
毎回毎回、新キャラに夢を語らせるのがムシウタのお約束ですが今回『夢分』は控えめ
、夢と相対することの多い金をめぐって失われたものへの回想がメインをしめています、時にはこういうのもなかなか
そういうわけで始まりの三匹の出番、というか虫そのものの出番が少ないですね
物語そのものより。あとがきの
『お金で買い戻せないものは多い』という言葉のほうが心に残る
αとその虫である『眼』の正体は今回お預け、次回あたりハルキヨの出番が回ってくると思うんですけどどうでしょう