■俗絶望先生
絶望先生がフリーダム過ぎる件について
かたや一話完結のギャグマンガ、さまざまな実験的制作をしつつ、社会風刺ネタで鋭く放つ絶望先生
かたや一般の感覚から逸脱した色彩感覚、構図のセンスを見せ、ドリフネタやギリギリかつ鮮度の高いパロディネタを異常な密度でつめこむ新房×シャフト
二者が交わったときどうなるかとおもい一期から見はじめたのですが、二期に入ってからというもの、その面白さの性質を劇的に変えてきたように感じます
 
今回は実験的すぎる三つの事柄が、順番にいきます
○リリキュア
原作ネタ、らしい
『番組間違えたwwww』とかいった奴全国に十万(推定)、ピンキー風キャラデザ、やけに作りこんだOP、そしてなにごともなく始まる本編w
突拍子も無い展開で度肝を抜き、なにごともなく本編を始め視聴者をずっこけさせる緩急の付け方がうまい
二期に入ってから原作の小ネタを膨張させる展開が多い気がします、全編ポロロッカ語とか、本筋から外れた展開、とかな
 
○ZetsubouChannel
ミニ番組を集めた形式、最初の『いいとも』から『3分クッキング』、『絶望先生絵描き歌』『お義母さんと一緒』と元の番組に忠実に作りこんでる、いいの、それはやっていいの?
3分クッキングの盗撮は吹いた、や、カエレのパンツがどうのこうのというわけではなく、キッチンの裏にストーブが置いてある妙なリアルさにw
アイキャッチのセリフがネコ神さまの話し方になってたよね
 
○さまざまなアニメ手法を云々
影絵アニメ→シネカリアニメ→パステル画アニメ→切り絵アニメ
クレイアニメ→パラパラ漫画
単なる忠実な原作再現でなく、表現に徹底的にこだわるのが新房クオリティ!その自由奔放さに原作信者どもの受けが悪いが、『アニメってこんなこともできるんだぜ?』と視聴者に訴える姿勢が私は大好き、いいぞもっとやれ
えー今回は特異の実写ネタ仕込み、ファルコン加藤、が、だな、えーいいの?それは本当にやっていいの?ギリギリっていうかラインオーバーしてね?