○そういえば先日DMCを見に行ったのですよ
この作品の笑いのコンセプト自体が『変な人が変なことしてる』で、クラウザーさん=根岸君の苦悩や、相川さんとの恋愛なんて真面目な要素はギャップによる笑いを引き出すためのスパイスにすぎず、ぶっちゃけ不要、ジャギや根岸君の気持ち悪い程のくねくねした動きや社長のデスメタルな発言・行動、クラウザーさんを全肯定するDMC信者達、それら『奇人の奇行』のインパクトだけで十分すぎるほどに観客の笑いを引き出すことが出来ていると思う、のっけの根岸君が田舎を出るシーンで迂闊にも目が潤んだのは内緒だ
 

私的に面白かったのは二つあって、ひとつは社長@松雪泰子、『濡れねえんだよ』ってセリフ、ものすげーSっぷり、たまらねえ
それとDMC信者達、とくにアサトにヘッドハンギングヘッドバットを喰らわせたロン毛の彼、クラウザーさんの奇行を補足・解説する彼に話の進行はずいぶん助けられてると思う、なによりわざとらしいくらい作られた、クラウザーさんを畏怖する声音が面白かった
 
漫画は未見ですけれど、この映画は館内の雰囲気が楽しかったなぁ
皆笑うポイントが一緒だから遠慮なしに笑っていいんだもの笑いのポイントを計算した
脚本の巧さだと思います、笑いにならないニヤニヤは終始しっぱなしでしたけれど
 
ふぅ……もう一回見てきます
20世紀少年?なんですかそれ
 
化物語のキャラデザが渡辺明夫
ソウルテイカーじゃん!西尾維新戯言シリーズ本編しか読んでないんですが明日化物語借りてきます
最近えらいクセが抜けてきているのでディフォルメを効かせつつシンプルかつきれいな絵で魅せてくれるはず
維新作品の面白みって地の文や丁々発止の掛け合いにおける語呂合わせや言葉遊びの要素、言ってしまえば言葉を文字や文章構成から目で読み取って楽しむものであって、言葉を音から読み取るアニメじゃあ十分に楽しめないんじゃないかな
それでもシャフトならシャフトなら何とかしてくれる……っ!