バカとテストと召喚獣

そのバカを極める

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

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・学力格差ここに極まれり
振り分けテストの点数により、A〜Fにクラス分けがなされる文月学園。
最上位のＡクラスと最下位のＦクラスの待遇の差はまさに天と地、Ａクラスの机がシステムデスクならばＦクラスの机は卓袱台と座布団、。
自業自得ではあるが最下位クラスに所属することになった主人公達は待遇改善を目指し、上位クラスへの『試召戦争』を開始する。
　
・学力を戦闘力に変換し召喚獣を呼び出して、どっちがバカかを競い合う、そんなラノベ。
某スクライドからセリフを盛ってくれば『そのバカを極める!』
頭が悪いという意味でも、常軌を逸しているという意味でもとにかくバカ、ノリと勢いのままに己のバカを行使する登場人物に笑いが止まらない、登場人物のキャラがやたらと立っていて、それぞれに活躍のシーンもあり、読みやすさは高い。
そのうえ徹底して主人公が虐められるノットオサレラノベ、超好み。主人公がやたら美化されるのって背筋がかゆくなってですね。
　
・注目どころは、どうみても女にしか見えない男、木下秀吉。
このラノベが凄い！の好きなラノベキャラ、男性キャラ部門で１位、女性キャラ部門でも上位に食い込むボーダレスの強烈なキャラ……とバカテスを猛烈に勧めてきた友人の談なんだけど、最近、はぴねすとか恋楯とか『こんな可愛いのに女の子じゃないなんて』なキャラがでるエロゲーばっかりやってたから、インパクトが弱まってしまった感がある。
　
ヒロイン格の瑞希のキャラが若干弱い、が、ムッツリーニのキャラが濃すぎるｗ
いるいる、保健体育に異常な執念を燃やす奴ｗ