仮面ライダーディケイド 28話『アマゾン、トモダチ』

残り4話、残り4話…ッ!
 
『イーッ!』と挨拶を交わす人々、異物である士たちは住民に反乱分子と呼ばれ、囲まれてしまう。
『アマゾンの世界』、そこは大ショッカーによって洗脳された人々が暮らす世界だ。
 
ショッカースクール4年2組・岡村マサヒコに呼ばれて大ショッカーの怪人たちがやってくる、ソコに現れたのは片言の青年・アマゾンだ。叫びとともに変身したアマゾンは大ショッカーの怪人と戦い始める。
 

『なんかどっちも怪人みたいだ』

アマゾンの容姿に関して、ユウスケの素直な発言、お前ら『真ライダーの世界』にいったらもっと驚きますよ。
先日、読売新聞の朝刊に劇場版の広告としてオールライダーの写真が載りましたが(切り取って永久保存)、シンだけ明らかに浮いてます、顔の凶悪さが。
あれは目がちっちゃくて、昆虫の複眼というより爬虫類っぽいからだと思うぜ。
 
アマゾンを助けに入る士、アマゾンは士もライダーかと訪ねるが、

『may be, 多分な』

と、かっこつけた上で返答代わりのディメンジョンキックで怪人を撃破。
ライダーキックを見せてライダーの証を立てたつもりだろうが、残念、アマゾンの必殺技はキックではない、もっとおぞましい何かだ。
 
アマゾンのアジトに向かった一行だが、そこはどこか見覚えのある場所、そう『光写真館』
この世界の光写真館の役割はアマゾンのアジトらしい、大体分かった。
そしておじいちゃんの役割は心優しき『ハナモグラ怪人』、おじいちゃんノリが良すぎるよw
 
ハナモグラというと鼻に花状の感覚器官(音にすると分かりづらい)をもった生き物で、そんじょそこらの機械では及びもつかない情報を知覚出来るらしい、インテルはいってる。ただその感覚器官の燃費が非常に悪く四六時中エサを取っていないと死ぬとか(by へんないきもの)
 
反乱分子摘発の成績をショッカースクールで表彰されるマサヒコ、表彰状を渡すのはアポロガイストだ。さらに成績優秀者ということで、この世界を実質的に管理する秘密結社ゲドンの首領・十面鬼ユム・キミル(ゴルゴスではない!)からアマゾンを騙してアジトを探る作戦を命じられる。
 
マサヒコは大ショッカーに追われたふりをして光写真館に潜入、心優しいアマゾンは彼を疑うことはなく、まんまと大ショッカーを呼び寄せる。しかし、マサヒコが入ることもかまわず攻撃を仕掛けるアポロガイスト

『さすが幹部候補生でさる、君の正義を愛する心は見上げたものだ。
だが私は真の正義のために自分手を汚す。
君は、そんな私を卑怯者と罵るのかね?』
『君は名誉の戦死をとげるのだ』

アマゾンを騙す作戦を卑怯とためらったマサヒコを、丸め込んだアポロガイスト
大ショッカーの任務のためにためらうことはない。
 
アマゾンは噛み付き技・ジャガーショック、アームカッターで敵を切り裂く必殺技・大切断で怪人を撃破する。飛び散る血飛沫、朝から残虐シーン、真の敵は放送コードだ!
 
空からやってきたフリーザ十面鬼と戦うクウガは『クウガ返し』によって敗れる、士もファイズにカメンライドして戦うが、同じく『ファイズ返し』によって敗れる。
十面鬼の能力は体に描かれた10のライダーの顔から、仮面ライダーを封殺する力を使うメタ能力だ。
 
Lyceeなんて顕著なんですが、全国大会上位に入るようなデッキのコンセプトは、そのとき使用者の多いであろうコンセプトを封じるメタである場合が多い。
強力な戦術での力押しより、相手の戦術を封じる絡め手のほうが勝率は高いのだ。
殲滅戦では相手の嫌がる戦法が強い、と竹中半兵衛重治も言っている。
 

『嬉しいねえ、僕の気配を感じてくれるなんて』

あれ、キモい、今回海東がすごいキモいよ!
 
○珍しく夏美の格好がニーソ・短パンでなく
ニーソ・ワンピースでした、ひらひらスカートもいいものだ。
 
○ショッカースクール(小学校)の校門から集会を見つめてなんか叫びだす鳴滝さんが堂見ても変質者です。
 
○自分の『他人から命を吸い取って生きながらえる性質』を士から私的されて

『私は全人類にとって迷惑な存在なのだ』

ってーのが印象的、ディケイド版アポロガイストがXに敗北して再生されるまえからこんな性質を抱えていた、案外悲劇的な怪人だったのかもしれない。
そしてパーフェクターを容赦なくぶっ壊す士は鬼だな、Ⅹどうすんの。
  
○強力な十面鬼・アポロガイストコンビに手も足も出ないディケイド、どうなる。
次回『強くてハダカの強い奴』
強いが被ってるよ!