仮面ライダーディケイド 30話『ライダー大戦・序章』

今週のディケイドを寝過ごして見逃してしまった…そのとき、不思議なことが起こった!
先週のディケイド(&シンケンジャー)の録画を頼んでいた友人が、今週も録画をしていたのだ。
というわけで感想続行です。
『真仮面ライダー・序章』『ライダー大戦』の世界だ。
この世界にやってきた士達は、アンデッドを率いる『ブレイドの世界』の仮面ライダーと、ファンガイアを率いる『キバの世界』の仮面ライダーの争いを目撃する。
両者の戦いの末、レンゲルとイクサ、二人のライダーが失われた。
イクサの残骸にかけよるキバ=ワタルに接触する一行、彼の話によれば、全てのライダーの世界が融合をはじめ、他の世界のライダーを倒さなくては自分の世界が消滅を始めるらしい。

『そのためにファンガイアと手を組んだのか』

と口にする士ですが、キバ世界は元からファンガイアとはステディな関係だぜ?
設定、変わっちゃってませんか?
士たちが敵か味方か、シロクロつけようとするファンガイアの女王がけしかけた白熊ファンガイアを回し蹴りで文字通り一蹴した士は、そんなのくだらない、と明確に協力を拒否る。
 
○所変わってBOARD㈱の社長室だ。社長の席に座って作業をするのは剣立カズマ。
エース社員→バイト→クビ→社長
まさかの大出世だ!
かのディケイド大嫌いな鳴滝さんにまで『世界を救ってくれ』と頼まれた士は、彼に争いをやめるように説得するが聞く耳を持ってもらえない。
で、士がカズマに会わせたい人物…ワタルをユウスケがつれてくる。
これは三人でワタルをフルボッコにする『ライダーリンチ』ですね、違います。
世界の滅びの原因となっている大ショッカーを『キバ』『ブレイド』両者の力をあわせて倒そうという算段だ。だがしかし、ファンガイアはすでに大ショッカーと結託していた!
好き勝手やっているように見えて、王による命令系統が完成した、アンデッドに比べれば組織化された怪人軍団なのでフットワークが軽いのだ。
 

『お前達は何か勘違いしているようだ、本当の敵は大ショッカーではない』

山中、『キバの世界』の仮面ライダーサガに『響鬼の世界』の仮面ライダーたちが次々と敗れていく中、セリフをかまないように気をつけて剣崎一真の登場だーッッッ!
グラサンにあってねーよ。
 
ディエンドの出現によって意気を取り戻した響鬼=アスムはサガを打ち破る。
ここの、音撃棒でジャコーダーを打ち払って、胴に音撃を打ち込む動きがたまらなく好きです。響鬼が他のライダープロレスと比べて動きに余裕がある気がするんだぜ。
世界の滅びと仮面ライダーの関係について知らないまま戦い、失われた仲間に涙を流すアスム。

『仲間、か。そのお宝は、まだ持ってないな。』

555の世界から散々言われていた気がするが、ついに『仲間』がお宝認定だ!
 
○ファンガイアの女王と結婚したことで、『人間のライフエナジーを吸い取る』ファンガイアの能力を手に入れたアポロガイスト
パーフェクターによって他者の命を吸い取って延命をしていた彼の弱点が克服されてしまった。
顔の中心、パーフェクターの収まっていた部分にファンガイアの意匠が現れた『スーパーアポロガイスト』がディケイドのラスボスだ!
結婚式を阻止しにやってきた士、士の言葉を思い出しギャレンと共に助けに来たカズマ=ブレイドがファンガイア・大ショッカー同盟に挑む。
士を助けにやってきたカズマだが、やってることはキバの戦力をそぐことなのでさっきと対して変化ないぞ…っと思っていたらアンデッドが裏切った!
すでに大ショッカーと手を組んでいたらしい、そりゃあ自分らを封印してアイテム扱いする人たちと一緒にはいたくないだろうさ。
 
○強力な女王ファンガイアとアポロガイストに苦戦するディケイド・ブレイドギャレンに強力な援軍がやってくる。

『士に手出しする奴は、僕が倒す!…憶えておきたまえ』

海東ホモ宣言キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
けれど、今回こそED歌が最高に似合う戦いだ。
 
怪人を全滅させる一行だが、花嫁を失ったアポロガイストは激怒、世界の融合を加速させ、ブレイドの世界を消し去ってしまう。
存在が消えてゆくカズマとギャレン、どうなる、ディケイド。
 
○来週、ついに最終回だが終わる気がしない。
次回、最終話『世界の破壊者』