虫を食べる文化史

人は気味が悪いから虫を食べないのではない、食べないから気味が悪いのだ

虫を食べる文化誌

虫を食べる文化誌

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あきふぉは虫が大っっっ嫌いです、怖気がする、田舎に住んでるくせに
当然のように触手物も嫌いですっ
でもまぁ、うん、その基本的に食いしん坊……小学生のとき読んだファーブル昆虫記の何巻目か、蝉を食うあたりで、蝉食いてーとか思ってた餓鬼ですので
嫌悪より欲求が勝ります、それでこの本です
 
虫さん美味しく無さそう
……本の前半分は虫の生態、後半部は本題の虫の調理について
中国スゲー、なんで糞虫とか食えるの?写真に写っている、蜘蛛を食う少女は一見ホラー
だって蜘蛛めちゃくちゃでかいんだもん、それバリバリ食うんですよ
味も見ておこうってレベルじゃねーぞ
虫の調理法は、その国の食堂で出される大衆料理
つまり毎年正月にちょっとだけ作ったり、丸見えとかテレビの撮影が会ったときに作られる伝統料理の類ではなく
仕事帰りのおっちゃんが『帰りに一杯やってくか』とか言って酒と一緒に頼むような食べ物、金取れる料理なんです
カマキリとニラの油いためとか、ハエの辛味スープとか、
名前聞いて想像しただけで吐き気が……食文化の違いってすげーのな
 
綾辻行人『眼球綺譚』の特別料理思い出した……