カオスヘッド 第三話『接触』

も り あ が っ て ま い り ま し た
趣味はネトゲとアニメ、半ひきこもりの主人公が猟奇事件に巻き込まれ追い込まれるサイコサスペンス……に見せかけたSFバトル物。
原作は割りと売れたようでささむーの人気の根強さを感じます……アニメ化しにくいデザインなのかな、キャラデザがさっぱりなのが残念です(一番近かったのは05年のフタコイか、ただあれは友人に言わせると近づいた分遠くなったそうな)
 
1,2話で1章の分を消化、運動音痴設定の追加で優愛の可愛さが原作の三割り増しなのはいいけれど、ひぐらしの『嘘だっ!』に相当する問い詰めにあまり怖さがなかった、あれはクリックに合わせて進行することで魅力を引き出せたのかな。
 『ニュージェネ』と呼ばれる連続猟奇殺人、その発生をタクにだけ予告した『将軍』の影におびえることになるのだけれど、優愛によりタクと将軍のチャットはタクの自作自演だという証拠を突きつけられる、三話はタクが自身の行動を信じられる証拠を求めて、逆に疑いを深める話ね。
夢遊病』『魔王グラジオール』『二重人格』『歌詞に予言を盛り込むゴシックメタルバンド』『事件現場に残される自分しか知らない言葉』と謎が深まっていくのが楽しすぎる。
 
 グリムの存在が半空気化していること、星来によるタクの現実頭皮振りが抑えられてることから、終盤のどんでん返しの興奮が小さくなってしまうのではないかと懸念。