http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1223558.html
痛いニュース(ノ∀`):「日本人のトイレに対する執念は何なんだ?」日本のトイレ、海外サイトで大反響』
 
"八百万の神"というように、日本は森羅万象に神が宿るというアニミズムを千年以上に渡り信仰してきた国であり、その思想は知らず知らずの内に日本人の精神に深く浸透し日本人は目にする物に神を見る、当然生活空間にも神は存在し、家具や衣類、果ては家の柱にまで神は宿ると信仰されている。
 
で、あるなら住居の中で明らかに隔絶された『便所』という部屋に、神棚や仏壇といった物と同じ"聖別された空間"を感じるのは日本人の感性からすれば当然である。
その証拠に見よ、便所という聖域に入った者の姿を、尻アナ丸出しで所定の場に座り神妙な表情を浮かべつつうつむいている、これは便所の神への祈りの姿に他ならない。
(便所には大抵香器が供えられている)
穢れを聖域へ持ち込むことへの許しを乞い、またその穢れが便所の神の手により速やかに浄化されることを願うのだ。
 
この姿は日本人の全てに見られるものであり、年齢や社会的地位による隔てはない、
これは網野史観における、境界を隔てた先にある、"無縁"の世界・公界と言えなくはないか。
"便所"それは現代に残された、過去より変わらない聖域。
日本時の心の海に住む、シーラカンスなのかもしれない。
 
ということを適当に書いてみる。