劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

大ショッカー VS オールライダー!
おじいちゃん=死神博士が僕的には一番のポイントだったのですが…

『えらい目にあった、イカとビールはもうこりごり』

おじいちゃん無事でヨカッタナー。・゚・(ノ∀`)・゚・。
地獄大使も始め死神博士のこと知らないみたいだったけど、名乗られたら急に態度が変わったじゃない。おじいちゃん=死神博士っていうのは、いつもの士に与えられる『世界ごとの役割』と同じで、ソレを演じる限りにおいてはその世界の住人に信じ込まれるようになってるのじゃないかな、士は演じる気が毛頭無いってだけでw
 
○21分と60分という上映時間の差はあれど、どちらもド派手なアクションに繋がる脚本で進んでいきましたが
ディケイドの方は士の復活とか、大ショッカー・小夜関連で描写不足な点が多くてまとめ切れていないように見えました。
そのへんの話から繋がる肝心なアクションは…大満足!
そりゃ20人以上のライダーが出てくるのだから一人一人のアクションが少ないのは始めから予想できたことで、
一人1分無い出番の中からきちんと個性が出ていて、オールライダー集合以降は息もつかせぬ展開でした!
 
○印象に残ったところといえば、冒頭のアマゾン対ディケイド、クウガ対Xライダー、ラストの仮面ライダーW登場でしょうか。
 
○アマゾンの中の人は関智一、TV版のエンリケより一万倍気合の入った、アマゾンの叫びが聞けて超満足。

エンリケ:『ダーイセーツダーン!』
関智一:『だいぃぃぃぃぃぃ!切断!』

と、まったく違いますね、声優凄い。
ジャガーショックに対して『噛み付きは反則だろ!』といいつつ響鬼にカメンライドして毒霧(鬼火)だすあたり、響鬼愛されてるなと思いますw
 
クウガ対Xライダーはクウガ唯一の見せ場というか
ライジングアルティメットフォームが凄まじき(がっかり)戦士だっただけに見終わった後、急によく思えてきました。
ライドルに対抗して長物を振るうドラゴンフォームにチェンジしたのは妥当だとして、そこはライドルを錬成してドラゴンロッド出現だろjk
 


『例え孤独でも、命在る限り戦う、それが…仮面ライダーだろ。』
『戦うとはこういうことだ。』

GACKT!
リ・イマジ結城丈二=notライダーマンなんで出番は少ないけれど、
腑抜けた士に仮面ライダー道を説く役としていいところをもってきましたね。
アクションは『Next Decade』のPVでカバーだ。
 

『俺は全ての世界に拒絶された、だがそれは、全ての世界を俺の世界に出来るといえる。
俺の世界のカタは俺がつける、大ショッカーは俺が潰す!』

士、復活!士、復活!士、復活!
つまり世界征服するぜ、ってことですね、分かります。
 
・RUクウガとディケイドを圧倒するシャドームーンに挑んだのは仮面ライダー


『さぁ、お前の罪を数えろ』

カラーリングは激しく微妙ながら、筋繊維じみたボディとシンプルな衣装は動くと映える。
緑・黒のサイクロンジョーカーから、赤・黒のヒートジョカー→赤・銀のヒートメタルのフォームチェンジするのはサービスしすぎでしょうw
ロッドで大ショッカー本部にシャドームーンをめり込ませてさっさと撤退。
ここんとこ、シャドームーンがWのかませすぎ、作品のテンポを乱してると思います。Wがすぐ帰らずにディケイドと頷きあってオールライダーキックに参加するとか、なじませる方法はあったと思うのですけれど。
神をも殺す新番組補正で目立たせたんですね、分かります。
 
○オールライダーキックの後は『ファイナルカメンアタックフォームライド』で元気玉ライダーキック、燃えた!
キングダークがポっと出すぎた気がするけどな!
 
○ギギの腕輪を返してもらったアマゾンが『ディエンド、友達』っつーのはちょっと萌えたw
 
○優雅に編隊を組んで空を飛ぶ戦闘員たちが人間ミサイルと化すのは恐怖と共に笑いもありました。
 
・親ときていた後ろの子供(小学校低学年くらい)がノリノリで、
『頑張れシンケンジャー!』とか『ディケイドー』とか、普段ならイラッとくるとこなんですけど、そこはそれ、今回は僕が完全なアウェーですし、むしろ声援があって楽しめたぜ。
響鬼がお気に入りのようで、将来が楽しみな感じだw