仮面ライダーディケイド 10話『ファイズ学園の怪盗』

平成4作目、人間と怪人の確執、怪人になってしまった人間の苦悩を描くドロドロとした昼ドラ展開が特徴のファイズ、ついにディケイドもこの世界へやってきた。
 
ディケイド版ファイズの世界は、怪人オルフェノクの存在が広く認知され
"死体が甦って人を襲う"
と社会問題化していた、だがスマートブレインハイスクールにはオルフェノクと戦うファイズという戦士の存在が噂されていた。
 
光写真館に現れた、九つの世界を巡る男・大樹。
彼は士のことを知っており、自分の邪魔をするなと釘をさし、さっさとこの世界からされと言い放つ。
唯我独尊フリーダムに世界を歩く士はもちろんそんなものは無視、学生というこの世界で与えられた役割を演じスマートブレインハイスクールへ向かう。
 
原作ではスマートブレイン社の刺客であったラッキークローバーは、ディケイド版では成績優秀スポーツ万能で、SBハイスクールに君臨するアイドルとなっている。
周囲がブレザーなのに、白詰襟の改造制服だ。彼らの写真を撮ってはいけないという決まりまである。
花よりファイズですね、分かります。
で、そんなLCに目を付けられた女生徒・由里とその友人・タクミを助けた士。
由里はオルフェノクを嫌悪し、ファイズの存在にも否定的だ。
そんな彼女を補佐するタクミ、原作とは反対に人当たりのいい青年だ。由里の夢を積極的に応援もしている、ただ今回、ファイズの軸でもあった人の夢というのは薄そう。
 
ファイズのベルトを狙う大樹に反発し、彼より先にファイズを見つけ出そうとする士。
らき☆くろとテニス勝負だ!
 

ありのまま今起こった事を話すぜ!
『士がファイズを探し始めたと思ったらテニプリになっていた』
何を言ってるのか分からねーと思うが
俺も何が起きていたのか分からなかった!

 
弾にエフェクトかけるとかならまぁともかく、二刀流なんて色物やっちゃったら確信犯w
仮面ライダーをネタ的な意味で見ている人も多いだろうが、そういう人は大体テニプリも(ネタ的な意味で)大好きだ、スタッフ分からなくていいところを分かってる!
 
テニス勝負の末、LCも士も互いに相手がファイズだと確信する、この辺はデスノっぽいぞ。このまま相手を勘違いして状況がこじれていく原作展開に倣うのか、と思いきや早々にオルフェノクの正体を現すLCだ。
士もディケイドからブレイドにカメンライド、原作未使用のトリロバイトメタルやジャガーマッハの単体使用でドラゴンオルフェノク(竜人態)を撃破する、だが、LCの一人タイガーオルフェノクの力によりドラゴンオルフェノクは魔人態として復活してしまう。とらドラコンビに変身を解かれる士、しかしLCは予鈴とともに姿を消していた。
 
大樹はLCと接触、LCに入るためにファイズへ繋がる有力情報を彼らに渡す。
翌日、LCはその情報を元に由里を狙う、ファイズの出現した場に彼女のとった写真が落ちていたのだ。
彼女の危機に、タクミはファイズへと変身、ロブスターオルフェノク&センチピードオルフェノクに挑む。
ドラゴンオルフェノクを轢き倒し、タクミの元へ駆けつける士、しかし追いついてきたドラゴンに阻まれる。
そこで大樹が登場、LCに5人は多すぎると、一人デリート宣言。
銃型の変身装置ディエンドライバーを用いて仮面ライダーディエンドに変身だ。
彼は変身後、二枚のカードから仮面ライダーを召喚する、響鬼から仮面ライダー羽撃鬼と仮面ライダーレイだ…レイってなにかと思えば劇場版キバのライダーなんですね、見てないからしらなんだ。ディメンジョンシュートでセンチピードを撃破、唯一無事生き残った男が…。
 
由里をつれて逃げるタクミ、その眼前に立ちはだかるタイガーオルフェノク、由里の危機にタクミは、そのもう一つの姿、ウルフオルフェノクの姿を現す。
 
やっぱりディエンド絡みに喰われてるよ!来週に期待だ。
次回『555つの顔、1つの宝』
次回の刺客ライダーは龍騎の世界より仮面ライダーリュウガ、ディエンドの召喚ライダーかなぁ。